舞台 悼む人
2012年 12月 09日
原作は天童荒太さん。とても感動して心に響く、心に残る作品でした。
人気の舞台で、チケットゲットするのにとても苦労しました。
キャストは、向井理・小西真奈美・手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭の5人だけ。
主人公の静人が、人が亡くなった場所を巡り、死を悼む(いたむ)旅を続けます。
一人ひとりのセリフがとても長く、朗読劇のようでもありました。
重い内容ですが、キャスト全員が原作のままでヨカッタ。
演出は、映画「20世紀少年」…等の監督、堤幸彦さん。ロビーでお見かけしました。
舞台では表現できない場面は映像が流れました。
その演出について、賛否両論あるようですが私はわかりやすく、好きでした。
向井さんの姿、声、表情…すべてが原作を読んで私が感じた静人そのままでした。
8日の昼公演を観ましたが、9日夜公演が10月にパルコ劇場で始まった全国47公演の千秋楽。
なんと、WOWOWで生中継。
観たばかりの舞台をすぐ家で観られるなんて、不思議でした。
最後はキャスト一人ひとりの挨拶があり、感動的でした。